wallpaper:249
この話は今だたまに起きる話です。
私は小学生の時、サンタさんのプレゼントで動物が欲しいと手紙に書きました。
届いたプレゼントはピンク色で大きいサイズのファービー人形でした。
本物の動物ではなかったのであまり嬉しくなかったのですが、ファンシーな見た目で可愛らしかったので少し遊んでからは部屋に飾っていました。
今住んでる家ではなく、引っ越す前のマンションに住んでいた時、人形は部屋の戸棚にしまっていました。
その時点でもう電池は外していたので目を閉じた状態でしまわれていました。
しばらくして戸棚を開けた時、ファービーの目が開いていました。
何か起きる訳でもなかったので少し怖いと思ってもそんなに気にしてなかったのですが、引っ越した後部屋のタンスの上に飾っていたら、開いていた目が今度は私のベットのある方に向いていたんです。
私のことを見ているのでしょうか、勝手に動くのが未だ謎です。
作者まや