短編2
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異世界の部屋

今日、私は自分の部屋の掃除をしていました

机の中を整理していたら、刃が錆びているカッターがありました

刃を替えようと思ってカッターから刃を出そうとしました

半分くらい刃が出た時に手を滑らせてしまい、カッターを落としてしまいました

そのまま落ちたら私の足に刺さってしまうところでした

ですが、落とした瞬間に男性の大きな声で

『危ない!!!!!』

と聞こえて、体を強く押されました

私は押された方向に向かって倒れました

カッターはそのまま床に深く刺さりました

私は危なかった…と思い、カッターを抜いて危ないので刃を戻し机に置いて、ふとさっきの聞き慣れない声を思いだし、部屋を見渡しました

ですが、誰もいないんです

私は恐くなって部屋からでて、階段をおりてリビングにつながる扉を開けました

でもそこは、

昼なのに真っ暗で

さっきまでいた家族が全員いなくて、家具の配置が全て変わっていて、自分の家のリビングではない部屋でした

外に出ようと思い、奥の扉を開けました

すると、そこにいた家族が私を見ていました

部屋を見渡すといつものリビングでした

私は安心してその場に座りこみました

すると母が

「どうしたの?そんなに慌てて…」

と言って近づいて来ました

私は母にさっきまでの出来事を話しましたが、信じてはくれませんでした

後ろを振り向くと、二階につながる階段がありました

さっきまで私がいた暗い部屋はなんだったのでしょう?

そして、どこにいったのでしょう?

さっき私を助けてくれた声の主は誰だったのでしょう…?

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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