短編2
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技術倉庫にて

これは私が13歳の時に体験した話しです。

私の学校は幽霊や七不思議などの噂がないいたって平凡な学校なんですが、最近になっていじめが原因で自殺者がいたなどという噂が出てきました。

私はその手の話しが苦手なので聞かないようにしていたのですが、仲の良い友達のYちゃんが話してきたのです。

「あのねその自殺者はね地下1階にある技術室の隣の技術倉庫の中で首吊り自殺したらしいよ。

まぁ私はそんなの信じないけどね!」Yはそう言い笑っているだけだった。

だが私は尋常じゃない震えがした。

なぜなら6時間目に技術があったからである。

そして技術の時間がきてしまった。

周りの皆は忘れていたが私は脳内にしっかりと残っていた。

また震えが襲ってきた私は走って技術室まで行った。

授業も始り落ち着いてきた私に追い討ちをかけるかのように、教室に忘れ物をしてしまったのだ。

仕方なく先生に言い教室に一人でとりに帰ろうとしたら「私も行く。

」Yが一緒にきてくれたのだ。

忘れ物をとり教室をでて技術室に入ろうとしたらYが「ねぇねぇ!あの噂調べてみない。

今日は技術で鍵も開いてるし。

ちょっとだけ!」私は物凄く嫌だったが着いてきてくれたしと思い技術倉庫に入った。

そこは薄暗くのこぎりや、スパナがおいてあった。

『もういいでしょ。

出よーよ!』「まだ。

あの奥の部屋みたら終わりでいいから。

」そう言いY子が奥へと進んで行ってしまった。

私もこれで終わりと思い着いて行った。

『せーの』で奥の扉を開けたらそこにはなんと、その自殺者であろう。

中学3年位の男の子の遺体が白骨化してそのまま残っていた。

私達はその場から猛ダッシュで逃げた。

それから私とYは二度とその倉庫に入る事、見る事もなくなった。

怖い話投稿:ホラーテラー くセッ毛サンさん  

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