短編2
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犯人探し

wallpaper:3016

music:2

高校三年生の夏休み、僕は仲のいい3人の友達と山の中にある小屋へ肝試しに来ていた。その小屋はかなり有名な心霊スポットで毎年夏休みになると肝試しに来る人が多くいる場所だ。車で山道を登り小屋の前まで来て車を止めそとにでた。

「うわ、こっわ!」

友人の一人のあつしが小屋をみて言った。

「なにビビってんだよあつし。入ってみようぜ。」

僕はおもしろ半分に小屋の中へ入っていった。他の二人も続けて小屋へ入ってきた。

しばらく小屋の中を探検して風呂場のような部屋

sound:3

へ着いたとき、今まで口を開かなかったもう一人の友人の陵が突然大声で言った。

「それ以上足を踏み入れるなよ!」

「え?」

りょう以外の二人は驚いたが陵はとても霊感が強いのでそれにしたがったがそのまま下がるのもなんなので

「空中ならいいんですかぁー」

とかいって手を空中で入るなと言われた所でぶらぶらした。しばらくして帰ろうとしたときにまたもや陵が叫んだ。

shake

「にげろ!はやく!」

僕たちはなにがなんだかわからずにはしって車に戻った。

shake

「はやくだせ!」

sound:23

sound:25

僕助手席でただただ何がなんだか分からずになんとなくバックミラーをみてみると暗い夜道の髪の長い女がこちらを見ながらゆらーゆらーとおってくる。

陵は後ろの席でブツブツお経を唱えていた。しばらくすると外から車へ

「ばんっ!」

sound:26

「ばんっ!」

sound:26

と車を叩く音が5分ほど続いたがトンネルにはいったとたんに音がやんだ。するとお経を唱えていた陵が突然女の声で喋り初めた。

「殺してやる…殺してやるっ!」

車内はパニックになった。

「お前の名はなんだ…!」

「佐藤司です!」

僕は必死に言った。あつしも同じように

「田沼淳です!」

二人が名乗ると女の声はスッと消えた陵ももとに戻って言った

「助かった」

僕たちはなぜか安心感が体から流れてきて助かったことがなぜか分かった。

そのまま何事もなく家まで帰りあの小屋のことを調べてみた。するとあの小屋で殺人事件があったらしく、殺されたのは女で風呂場で殺されていたようだ。もしかするとあれは犯人を恨む女の霊だったのかもしれない…。

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