中編3
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鈍い音

今から話すお話は文章が長くあまり怖くない話です。

しかも、初めての書き込みなので文章が変かもしれません。

興味のない方は無視して下さい。

この話は私が小学3年生頃の時に実際に体験したお話です。

私はいつもの様に同じマンションに住む幼なじみのM君とT君と近所の公園で遊んでました。

いつも、夕方の5時ぐらいまで遊んでいるのですが、その日はM君だけ用事があり、夕方の4時頃に帰りました。

残された私とT君はゲームをしにT君の家へ行きました。

ゲームを終え、時計を見ると夕方の5時30分になっていたので私はT君に別れを告げ自宅へと帰りました。

自宅に帰った私はいつもの様に家族と話をしたりテレビを観たりしてました。

夜ご飯の時間になり、家族皆で毎週月曜夜7時からあるコ〇ンを観ながらご飯を食べてました。

夜ご飯を食べ終わり、夜8時からある【世〇まる見え】を観ながら寛いでいると「ドンッ!!」っという音がしました。

私は車を閉めた音だと思い、気にせずにテレビを観ていましたが、兄が…

兄:「今の音なんか鈍くなかったか?」

と、言ってきたのですが私と姉と母親は車を閉めた音だろうと言い、普通にテレビを観ていました。

すると、10分ぐらい経ってからピンポーンと、インターホンが鳴ったので出ると、同じマンションに住む母親の友達が、駐車場に人が血塗れで倒れていると言ってきたのです。

私達は慌ててすぐに下に降りると、本当に人が倒れていたのです。

看護師だった私の母は直ぐに救急車を携帯で呼び血塗れの人の傍に行くと…

なんと、その人は私の家の隣に住むM君のお母さんだったのです!!

私の母もM君の母親と友達だったので必死に名前を呼び掛けたり死んではいけないと大声で叫んでました。

私は母にM君達を呼んで来てと言われたので急いでM君とM君の父親を呼びにいきました。

M君の父親は凄く慌てていてかなり混乱してました。

ですが、M君だけは冷静でした。

そして、通報から10分ぐらい経ち、救急車がやっと来てM君の母親は病院へと運ばれて行かれました。

その一部始終をM君は無言で涙も流さず冷静に眺めていました。

その事件が起きた夜中…火曜深夜4時頃インターホンが鳴り、出るとM君の父親がM君の母親が死んだと知らせに来ました。

そして、次の日マンション内で昨日の事件が噂されており色々と話を聞くとM君の母親は家族皆で買い物に行って帰って来た後、一人で外に出て行き、エレベーターに乗り7階の友達の所に行ってインターホンを鳴らした後飛び降り自殺をしたらしいです。

なぜ自殺したかはわかりませんが噂ではノイローゼだったみたいです。

そして、M君の母親が死んで2日後学校でM君に会いました。

ですが、何か様子がおかしいのです…

普段はおとなしく、あまり笑わないM君が「母親が死んだ!!」と言いながら大笑いしてました。

私は少しM君に恐怖しました…

因みにそのM君は今でも私の隣に住んでいてたまに私と遊んだりもしてます。

このお話はこれで終わりです。

怖い話投稿:ホラーテラー 鬼羅さん  

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