これは俺が実際に体験した話。
中学三年だった俺は、部活も最後が近づいていたため、遅くまで残って練習していた。
友達KとYと俺で三人で歩いてた。冬だったから、歩きだった。俺はバスだったから、バス停までいっしょに歩いてた。そのときは昨夜の某恐怖番組について話してたんだ。
するとさ、わかる人はわかると思うけど、霊がいるときとか肩がスゴく重くなる。その感覚が襲ってきたんだ。来たか?(霊が)と思ってると、前から一人誰か歩いてくる。背丈は160くらいで、俺らより小さかったハズ。すれ違っただけなんだけどさ、顔が酷かった。ああいうのを焼けた、ただれた顔って言うのかな?とにかく、見れたモンじゃなかった。霊感のあまりない三人共に、ハッキリ見た。気にしなきゃ大丈夫だろ、と思ってると、前の空が明るい。
何?と思うのと同時に、消防車のサイレンの音。前の方にある家が、火事になってた。その時、耳元に、「ナンデワタシダケナノ?」
その火事で、高校生が一人亡くなったそうだ。
長文失礼しました
怖い話投稿:ホラーテラー デュオさん
作者怖話