短編1
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ある夏の日

「先生…。」

クラスでも有名な霊感の強いB子が話しかけてきた。

「プールに、人を近付けないでほしいんです…」「どうして?」

「すっごくやばいのがいるの。」

B子はそうゆう系でいろいろ解決しているから、職員会議で、校長先生と相談することになった。B子

は、今まであったプール事故すべてが「それ」の仕業ってことを校長先生に話した。

全校朝会は体育館で行った。一応帰りの準備をさせて靴も中に入れた。

校長先生の話の途中

「来る!!!」

と言ってB子がいきなり立った。顔は血の気が引いてすごく震えてる。するとB子と仲がいいD子が

「みんな!私とB子のところに集まって!!」

と言い集まると、お経のようなものを唱え始めた。

バンッ、バンッ、バンッドンドンドンッ

壁や窓がすごい音をたてて揺れている…。泣いたり、恐怖で固まっている子供もいる。B子は座り込み、D子は必死でお経を唱えている…。

やっと終わった。時計を見てみると、五分しかたっていない。Dは、汗びっしょりで座り込み、B子の顔はまだ青ざめている。そのあと、お祓い行き、いまあったことを説明すると、

「この子たちは凄いですね。」

といった。まあ確かに凄かった。

送ってあげることになり帰る途中D子がふと

「あいつらにとっては遊びでも、こっちは違うっつーの。」

といった。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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