「先生…。」
クラスでも有名な霊感の強いB子が話しかけてきた。
「プールに、人を近付けないでほしいんです…」「どうして?」
「すっごくやばいのがいるの。」
B子はそうゆう系でいろいろ解決しているから、職員会議で、校長先生と相談することになった。B子
は、今まであったプール事故すべてが「それ」の仕業ってことを校長先生に話した。
全校朝会は体育館で行った。一応帰りの準備をさせて靴も中に入れた。
校長先生の話の途中
「来る!!!」
と言ってB子がいきなり立った。顔は血の気が引いてすごく震えてる。するとB子と仲がいいD子が
「みんな!私とB子のところに集まって!!」
と言い集まると、お経のようなものを唱え始めた。
バンッ、バンッ、バンッドンドンドンッ
壁や窓がすごい音をたてて揺れている…。泣いたり、恐怖で固まっている子供もいる。B子は座り込み、D子は必死でお経を唱えている…。
やっと終わった。時計を見てみると、五分しかたっていない。Dは、汗びっしょりで座り込み、B子の顔はまだ青ざめている。そのあと、お祓い行き、いまあったことを説明すると、
「この子たちは凄いですね。」
といった。まあ確かに凄かった。
送ってあげることになり帰る途中D子がふと
「あいつらにとっては遊びでも、こっちは違うっつーの。」
といった。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話