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短編2
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非行少年取り締まり局

これはリアルな夢の話。

私は高校生。 今日は友達とラ◯ン◯1に遊びに行く。

でも寝坊してしまい、約束の時間に間に合わない!!! そんな時に限って赤信号に引っかかる....

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車が来ないのでいいや! と思い大通りを自転車で横切った。 ピーッ どこからか音がした。

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でも急いでいたから無視した。

ゲーセンで遊んでいると時間がたつのも忘れ、いつの間にか23時になっていた。 やばい、帰らなくては!

出口の自動ドアを出ると再びピーッと音が鳴った。

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そして背後から何者かに顔に袋をかぶせられ、運ばれて行った。

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気づいたら変な施設の中にいた。 自分以外に10人ちょっといた。

すると教壇のようなところに人が立った。 それはお面(イメージでいうとアノニマスのお面)をした男で、ヘリウムで声を変えていた。

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「諸君、君たちはなぜここに集まったか分かるかね?

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君たちは1日に2回以上国や県の条例を破った非行少年達なんだ」

あたりがザワザワし始めた。

「君たちは未成年の深夜徘徊、飲酒、喫煙を始め道路交通法違反、万引き、それらを1日に2回以上も犯すなんて....これは大変ですねぇ

そんな非行少年達に未来なんてない。 だから非行少年取り締まり法に基づきこの施設で一生暮らしてもらいましょう

あ、でも更生のチャンスは与えますからご安心を」

といい教壇を降り、代わって女性が教壇に立った。

「皆さんこんにちは、私ここの施設の管理をしてます◯◯です。 ここでこの施設の説明をしましょう。

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ここが皆さんの宿舎になります。ここが多目的室で毎朝朝礼を行います」

とスクリーンに映し出された施設の全体図を指差しながら説明した。

「ここに来てしまった皆さん、残念です。でも仕方ないですね 自分が悪いんだから....

でも私たちは鬼ではないので模範となる態度をとった者には更生のチャンスを与えましょう。

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しかし逃げ出してはなりません。 お忘れなく」

といい各人間に札渡し、部屋に誘導した。

私はよく分からなかったし、親に会いたかった。だから私は目を盗んで........

逃げた。 幸運にも外に繋がるドアが開いていたのだ。

外に出た。 どこだか分からない、だだっ広い草原をひたすら走った。 走って走って走って..............

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あっ.....

私は石につまづき前に転んだ。

すると何者かに肩を抱かれ起こされた。

あの男だ! お面の男の顔が近づく......

そして耳元でこういった。

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「ダメじゃないか これ以上決まりを破っちゃ....

残念だが君は排除だ.....」

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