以前私の家族と当時の彼と家族旅行に行った時の話です。
海やら食べ物やらで楽しんで、奥尻島のつなみの話を聞いたりして、そして夜がきました。
彼と私はバカだったので、夜中のデートみたいな感じで車で出かけました。
海を見ていると石をたくさんつんだ、いわゆる賽の河原がありました。
私たちはバカすぎたので、そこに入って石に触ったり、写真をとったりしてみました。
そうしたら気のせいかなんだか急に風が強くなってきて、怖くなったので慌てて旅館に帰りました。
帰ったら家族はみんな寝ていました。
私たちもすぐ布団に入りましたが、ものすごい風で窓がばたばたいって、なんか怖くて世間話をしていました。
その時です。
ばんっ
と音がして、部屋のドアが開きました。
私はびっくりしてドアを見ました。
逆光で真っ黒でしたがそこには人がいました。
背たけは中学生くらい。
ただだまってたっています。
彼氏を見たら彼氏もドアを凝視して固まっていました。
私は、あ、弟がトイレから帰ってきたのかもと思いました。
ゆうき、トイレかい
私が声をかけると、
ドアがまたばんっとしまりました。
。。。
ぎゃ~ヽ(*`□´*)/
っとなりました。
怖いよ怖いよ。
一応ゆうきがいるか確認しましたが、普通に寝てました。
なにあれ。ついてきちゃったのそれとも旅館の人
次の日母にその話をして、旅館の人が夜見回りをしているか聞いてもらいましたが、そんな事はありえないと言われました。
賽の河原って、親より先に亡くなった子供の供養の場所ですよね。
今思うとすごく悪いことをしたなって気がします。
後日写真を現像したら賽の河原の写真はオーブみたいなのがめちゃくちゃうつってて、全部捨てました。
本当に幽霊だったかはわからないけど、もうああゆう事はしません。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話