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短編2
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金縛り

当時17歳だった私は

親友、りお[仮名]と

団地を借りて

2人で暮らしていた。

りおとは、同じ職場で

会社の寮の空きが

なかった為

団地暮らしを進められ

2人で

住むことになったのだが。

すごく古い団地で

いかにも幽霊が出そうな

所です。

住んでたと言うよりかは

たまに寝泊まりしてくような感じで使用してました。

ある日横になっていると

玄関を開ける音がし

部屋のふすまを開ける音がし、人の気配を感じ、

振り替えってみると誰もいなく玄関の鍵も閉まってるんです。

他にも夜中に

男のうめき声など聞こえてきたりしてました。

私が団地に住んでいる時に一番怖い体験をしたのですがその日私は友達のゆう[仮名]を部屋に呼びいつものようにふざけた会話をしていたのですが、突然ゆうが「この団地の近くの踏み切りで女の人が電車に引かれて死んだらしいよ・・」とそんな話を続けてた時。

私は寒気がしました。

隣の部屋との仕切りはふすまだけなのですが、

ふすまがちょうど50センチぐらい開いておりそこを首のような物がゴロゴロと転がっていったのです。

もちろん隣の部屋には誰もいません。

ゆうはしばらくして「仕事あるから」って部屋を出ていきました。

そんな話をされて

あんな事もあって

夜中1人で寝れるわけないと思いながらもコンポを付け気をまぎらわしていたのですがなかなか寝付けずにいました。

しばらくして寝ようと思い目を閉じた瞬間です!

体が動かなくなり

ものすごい耳なりが「キィィィィィー」とまるで電車が

ブレーキをかけているような物凄い音が。

次の瞬間「グシャ」っと一瞬周りが真っ赤に染まりました。それと同時にものすごい痙攣が私を襲ったのです。

しばらくして私はなんとか起き上がったのですが

かなり放心状態で耳なりがしたせいかすごく耳が痛く汗びっしょりでした。

すぐに仕事中だった

ゆうを呼び迎えに来てもらい自宅に帰りましたが本当に怖かったです。

電車で亡くなられた方を呼んでしまったのでしょうか?今でも思い出すとゾッとします。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

【実話です。】

怖い話投稿:ホラーテラー ゆあさん  

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