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短編2
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次男の事

人によっては全く怖くない話で、実体験どころか現在進行形の話です。

私の息子(特に次男)は、見える系の人でタマに冷や汗をかかされます。

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まず海外移住していた頃に、

次男『昨日、お父さんのベッドの上で正座してる奴がいたよ』

ワシ『嘘ぉ~ん!いつ?どこの誰さん?』

次男『1時くらい、黒っぽい影みたいな奴で顔までは見えなかった』

ワシ『はい?1時ってお昼の?』

次男『夜中。寝てるお父さんの近くで、じ~っとお父さんの顔を覗き込んでた』

ワシと長男がここで大パニック…。

長男『何で言わねぇんだ!オメーはよ!』

次男『だって、お父さんと兄ちゃん寝てたし。無理やり起こして殴られるのヤダし』

という事がありました。

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帰国してしばらくした、つい先日の事です。

次男を伴って午前中に大型百貨店へ買い物に行った時に

次男『あれ?』

ワシ『どしたの?』

次男『そこの服屋さんの壁に髪の毛が…、今は見えないというか消えた』

ワシ『おいおい、そこの服屋に女の人の霊が居るのか?』

次男『今はそっちじゃなくて、向かいのメガネ屋さん。帽子を被った男の子がいるよ』

ワシ『んじゃ、おばけレーダーアプリで調べてみるか?(ビビり声)』

次男『それ、アテにならないよ。この前、階段に反応してたけど、本当はTVの前に居たし』

叫びたい気持ちでしたが白昼の大型百貨店で絶叫したいのを押し殺して買い物を済ませました。

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そんな次男で、いつも明るく私を励まし、そっち方面でタマにビビらせたりしますが

いい奴です。またエピソードがあれば投下します。

Concrete
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