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中編3
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実体験談

長編注意

微妙かもだけど私からしたら怖かった話。

高校性の頃、オンゲにはまって毎晩夜更ししてた。

その頃祖母がC型肝炎で寝たきり、もうそろそろ…てな時期だったかな。同居ではない。

私は霊感はないと思ってたけど、本当にある晩突然唸り声が聞こえた。

マンション10階、知ってる人は特定できちゃうけど犬鳴トンネルの近くのマンション街。

元は墓場を潰して出来た高級マンション。

最初はバイクの音かと思ったけどどう考えても部屋の真ん前から

「うーーーーーー」

「んーーーーーーー」

て男の唸り声が聞こえた。そして目では何もない部屋なのに、例えるなら3DS?のように、頭のなかで視界とは別の視界があるような感覚?

伝わるかな?

その視界には真っ暗な部屋、扉の向こうに真っ黒な男が立っていた。コートをきた中年男性。

それから毎晩唸られついてこられ、壁から水玉出たり天井から人型がふってきたりと色々あって寺にいったり不眠症拒食症休学と本当に色々あった。

本題はここから。長くてすみません。

あの頃の私は母(霊感強)曰く、トランス状態で、私の感覚?が周りにも影響すると言ってて

実際母も兄も友達も、私の近くにくると肌がもやもや?チクチクすると言ってた(笑)

ある日祖母が危篤になった。この祖母が霊感が物凄く、色んな人から神に近い人と言われてた。

慌てて病院に行ったんだけど、四人でエレベーターな乗ったら私と母二人しかいないだとか、病室に薄い坊さん?みたいなのがぎっしりとか色々あったけど、

とりあえず私だけはお見舞いして祖母宅に帰宅。(亡くなったのは三日後)

そこから凄まじかった。

居間に寝転んで現在の旦那、当時は彼に電話してた。

で、ふと天井を見たら天井いっぱいに傷みで歯を食い縛ってる祖母の顔が生えてた。

声が出なかった。

病室では薬で朦朧としてて私のことすら分からなかった祖母が、激痛で苦しむその顔が、天井から生えてた。

怖いというより、悲しくなって祖母を早く楽にしてあげて…てボロボロ泣いた。

そうしてるうちに兄と母、叔母、祖父が帰宅。

食後、兄と二階の寝室に行って今日あったことを話してた。

兄が、なにそれ怖い近寄らないでー!とかふざけてた時だった。

ずり

ずり

何か重いものが引きずられるような音がした。

鼓膜がやぶれるような耳鳴り、そして天井と箪笥の隙間から視線。

私が怖くて震え出すと、兄も何か感じたようで目配せをする。

私の視界には、またもうひとつの視界が出来た。

隣にあるガラス扉の狭い物置き、そこが真っ暗なモヤモヤになってて(実際は寝室の明かりで薄暗いだけ)

そこから上半身しかない真っ暗な男が匍匐前進でこちらに向かってた。

今までに感じたことのないような、感覚的にいうと魔物?悪魔?というか、本当におぞましい者だと感じて、恐ろしくて気が狂いそうだった。

兄は私が震えだしたせいか、兄も空気が変わったことを感じたのか固まった表情で私を抱き抱え、喋るなって言って階段を降りてくれた。

下におりたら母が私らの顔を見て、何も言うな。後で聞くからと。

祖父が怖がりだからだろうと思う。

後日聞いた話。

あそこは昔母と叔母の部屋だったそうで、昔から何かいると感じてた。

あの人は祖母が大好きで、多分祖母の関係者だと。

祖母が死ぬ間際で何かしらに怒ってたか悲しんでたんじゃないかと。

因みに祖母が死んで一年後に、ぱったりと変な者を見ることも感じることも無くなりました。

祖母の影響で見えるようになったんだなと染々と思いました。

氏神様(水龍)を見たり赤子を見たりと色々不思議な体験を出来たけどもう勘弁。

以上。

長編、拙い文書申し訳ございませんでした!

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