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苦労話(占い師?棗シリーズ)

短編2
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苦労話(占い師?棗シリーズ)

私は人が苦手です。

人とは違う眼をしているから。

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今日はお休み、天気も良い!

時間もあるので、趣味のサイクリングで気晴らしに出かける事にした…

お弁当に好物の玉子サンドイッチを持って川沿いのサイクリングロードへ。

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天気も良くポカポカ陽気!

周りでは、楽しげな家族連れが談笑している。

微笑まし光景に和みながらお弁当を食べる。

別の場所から響く子供の鳴き声…

お弁当に嫌いな物でもあったのか、お母さんも困り顔。

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突然…思い出したのは曾祖母の顔と昔の苦労話。

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過去の日本、昭和20年8月では多かれ少なかれ不幸が溢れている。

周りでは死の臭いで満ちて、不の感情でどの人も生気がなかったらしい。

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空襲から逃れる為に逃げ惑う人々。

爆発と熱風から逃れる為に空地や神社などの広い空間。

そして川は、熱さに堪えきれない人々で入る隙間もないほどの状態…

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曾祖母は逃げる群衆に巻き込まれ川に逃れていたらしい。

炎に巻き込まれ焼死する人々。

群衆に潰れ圧死する子供。

川で溺れ死ぬ老人。

日常に近い光景に、辛くてもギリギリ耐えらていた。

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耐えきれなかつたなのは、曾祖母しか見えていないであろう光景のせい。

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亡骸を喰らう化け物の姿…

その姿が生きようと足掻く人々の姿と重なった事が辛く耐えきれずに気絶してしまった…

らしい。

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曾祖母から受けついでしまった。

望まない眼…

恨むよ…おばあちゃん…

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私は川の底から見つめる黒い靄と悪意から逃げ出す為にその場から逃げ出した。

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奈加さん。
コメントありがとうございます。
無理やりシリーズっぽくしてますが…
続けて書いていけるか不安です(笑)
文章創作の力が無い事に悩み続けてます。

最低限、読める文章書いていきたいと思うので、
引き続きお付き合いお願いします。
追記
先ほど、下書きをボツにしました(笑)

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物語はここから始まった…みたいな感じですね!私はシリーズもの書ける技術ないので羨ましいです!

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