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中編4
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新聞配達 前半

これは私が17の歳の時、新聞配達中に起きた実話です。

今でもあの時に起こった怪奇現象の恐怖を忘れられません。

ありのまま書いていきたいと思う。

誤字が多く、文章を書くのが大の苦手なので宜しくお願い致します。

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いつも夕刊配達中に、必ずお会いする 70代くらいの老婆がいる。

この老婆は近所でも有名。

ゴミの出し方に過剰なクレームをつけてくる。

だが、新聞を購読してくれているお客様。

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毎日のようにゴミ収集場に立っている。

この日も他人が出したゴミを開けては分別している。

(住所等を調べて文句を言いに行く為でもあったのだろう、、)

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お盆に入った頃に異変は起きた。

この老婆が住むアパートの部屋の電気がAM 2時だというのに、まだ消えていなかった。

俺「おかしい、、いつもは早寝早起きなのに、、」。

と思いつつも配達を続けた。

ところが、次の日も電気が消えていない。前日の新聞もポストから抜けていなかった。

この老婆は新聞が少しでも遅くなると、店にクレームを入れてくるのにおかしい、、、

直ぐに店長に伝えたのだが、、

店長「お盆だから旅行に行ったのだろ」。と話は終わってしまった。

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あれから11日間過ぎたが未だに電気はつけっぱなし。

新聞も抜けていない、、、

何故かそれが気になって仕方なかった。

そこでアパートを訪ねてみる事にした。

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俺「柿沼さん!(老婆)○○新聞です!」

、、、、、、、、、、、、、、、。

何度鳴らしても返事はなし。

そこで何故かドアノブを回してしまったのである。

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「開いてる」、、、、、、。

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music:3

部屋を見回すと誰もいない。

私は心配になり、部屋にあがって確認することにしました。

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トイレを開けた瞬間、今までに嗅いだことのない悪臭が鼻の中に入ってきた。

例えるなら、腐ったら肉の100倍、どぶの悪臭を混ぜたような悪臭だろう、、、。

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music:5

チラ見したら、足だけが見えた。

黒ずんでいて、皮膚が溶けた感じだったと思う。

頭の中が真っ白になり、一目散に逃げ出した。

直ぐに警察、店長に電話をした、、、。

その後は警察が直ぐに到着して、刑事課の人もきていた。

俺は警察の事情聴取で、そのまま警察署に行くことになった。

(まあ当然だわな。勝手に入って第一発見者なのだから、、)。

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music:4

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後は刑事からの何度も指導を受けた。

刑事「ダメだよ。こういう時は絶対に一人で入ってはダメ!安否確認するなら二人以上で入らないと!」

俺「おっしゃるとおりです。でも不思議なんすよね。普通入りますか?一人で?気持ち悪いじゃないですか?恐いし。自分でも何故か入ってしまったんです。」

て流れで30分くらいで事情聴取は終わったのだ。

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次の日から俺はトラウマぎみ。

あの腐敗した足、悪臭が頭から離れない、、、

最悪なのが燃えるゴミの収集日。

生ゴミの臭いがするだけで孤独死の老婆を思い出してしまう、、、。

もっと最悪なのが、朝刊の配達だ。

遺体があったアパートの直ぐ隣のマンションに新聞を配達しなくてはならない。

そこから遺体があったトイレの窓が完全に見える位置なんだよね、、、。

腐敗した遺体の悪臭はなかなか消えないもので、一週間が過ぎていても悪臭が臭ってきた。

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おかしな現象が起きたのはこの辺りか

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俺が朝刊まで仮眠をとろうとすると、直ぐ後ろから気配がする。

音とか声じゃないんだよね。

何かがいたのは分かった。

そんな日が続くので、ガラケーのカメラで後ろを撮影したんだ。

写真を確認したら、ボヤけてはいたけど、遺体で発見された老婆だとすぐに理解出来た。

顔だけしか写っていないけど、人相で直ぐに分かった、、。

あまりの恐怖に電気をつけるのも出来ない、、。

次の日も次の日も、、、、。

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リアルな夢を見て恐怖に襲われた話もしておく。

不眠症が続いたせいか、珍しく寝れた日の話!

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music:6

台所から音がする。夢の中でも音が分かった。(ゴミをあさる音)。

ガサガサ、ガサガサ、ガサガサ、、、、、、、、、、

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台所に行って確認をしに行った。

そこに死んだはずの老婆がうちのゴミ箱をあさっていた。

俺「あれ?この人死んだはずでは、、」

と、、半分寝ぼけながら考えていたら、

おばさんがこちらを振り向いた。

おばさんの顔は真っ白で目が真っ白。

俺「あ、この人やはり死んでいるな」と改めて理解出来た。

そこで目が覚めてしまった。

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これはおばさんが動き出したと思ったね。

後半につづく

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