この話は知り合いの漬物屋から聞いた話だ
そいつの家は江戸時代からやっている
老舗の漬物屋だ
そいつはその漬物屋の4代目だそうだ
ある日、空の漬物樽を置いておく倉庫の掃除をしていた時
奥の方から見覚えのない中身がある漬物樽が出てきた。
外側には昭和19年とかかれているだけで
おかしなところは蓋の上に漬物石が置かれてなく
代わりに樽と同じ直経の蓋がしてありその上から無数の釘で封印されているぐらいだ。
そいつが蓋の釘を全て抜いて中身を見たら、
黒っぽい液体の中に赤ん坊の骨がいくつもあった。
怖くなったそいつは車でその樽をある山に捨てたらしいが
その1か月後にそいつは行方不明になり
それから3年後に漬物樽の中で白骨化して見つかった
作者通りすがりの凡人
この話はフィクションです