夜中。
ニュースキャスターが読み上げる今日あった出来事を耳にいれる。
どうやら近くの山で白骨化死体が見つかったらしいが正直どうでもいい。
いまはこの悲惨な状況をどーするかの方が大事だ。
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男の目の前にはツマミの袋、空いた缶ビールがこれでもかといわんばかりに散乱している。
それもそうだろう。さっきまでここで男二人、盛大に飲み食い散らしていたのだから。
友人はさっき帰った。
見送り、改めて部屋を見渡したらこうなのだ。
やったのは自分だが片付ける気はない。めんどくさい。
さぁ、どうしよう。
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「なあ、悪い」
チャイムも押さずにさっきまで飲んでいた友人が戻ってきた。
「傘、貸してくれね?」
あ?雨なんか降ってないだろ
それより片付け手伝えと思う。
「いやよ、人が降ってきたから」
またか
作者緑の野菜
あ"ぁぁー…………どーしよ……
※フィクションです。
でも少しだけ体験入ってます。