ある、1人の冴えない投稿者の話
愚痴っぽいとか下らないコメントを削除してから、まるでそんなコメントを無かったかのように1日を過ごす。
当然と言えば当然だけども、果たしてそれで良かったのかを未だに即座に「正しい」と答えるれるか自信がない。
ある時は「引退する」なんて言って一部を悲しませたがなにもなかったように翌日に復活する。
またある時は「新シリーズ」とか言ってうやむやにしたり、下らないオチで無かったことにする。
そんな事をしているうちに時間だけ過ぎていく。「全く他にやることがないのか?」と訪ねられれば、
「受験がある」と澄ました答える。全く学生の身分でありながら身勝手甚しい。と自分ですら思う。
他にも「サイトを私物化してる」と糾弾されたり「つまらない」と言われたり散々な扱いを受けたこともあったし、
読者がだんだん減り続けているという事実に、最早、自分は不必要なのだと考えていたりもする。
最近はアイデアも浮かばないし、仮に出たとしても途中で放り投げる。
勉強だって部活だって、中途半端に放り投げて、いつまでも逃げ続けていた。
でも、そんな自堕落な生き方を止めようと思う。
今までこのサイトでお世話になった人も私の作品をもう見ないだろう。
それなら投稿する意味などないし、きっとこんな細やかな引退宣言など誰も気にしないだろう。
けれども私は確かに存在した!怖い242は確かに存在した!242の怖い一つ一つに感謝してもしきれない。
本当なら恩返しをすべきだけれども、残された時間を考えると到底、応えられる方法がの思い付かない。
だから1つの言葉を皆さんに送ります「ありがとう。そして、さよなら」
もし、仮にこの世界に帰ってきたとしても、きっと、その頃には忘れられているでしょう。
ざわわ
作者退会会員