友人から聞いた話ですが気味悪い話だったので聞いて下さい。
その夜、友人は友達と一緒に「暇だなぁ~」なんて話ながら車でブラブラ走っていたんです。
ふと駅前まで走って来た時に…、
駅前の電話ボックスの中で、あの分厚い電話帳で何か必死に探している女の子がいたんだって。
暇だったし声かけたんだって。
「何、探してるの?」
…「自分の家の番号」
???と思いながら、
〈自分の家の番号忘れるなんて(笑)〉と軽い気持ちで、
「家まで送ってあげよっか?」
「ありがとう」
こうして家まで送っていってあげたんだって。
車内でも普通に話して変わった様子もなく…
車で20分くらいのとこだったそぅで。
女の子降ろして、車飛ばして帰て来て…
さっきの駅まで戻って来た時…友人は言葉を失ったそうです。
友人が見たのは、さっき送っていった女の子。
同じ電話ボックスの分厚い電話帳で必死に何かを探してたんだって。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話