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短編2
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メッセージ

これは、廃墟の壁に書かれたメッセージです。

不特定多数の皆様に知ってほしくて此方に投稿します。

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これを読んでいる貴方…

貴方は幸せですか?

貴方は愛されていますか?

貴方の人生は明るく照らされていますか?

今…この文章を書いている私は不幸せであり、愛されたと勘違いし、この先の人生は暗く閉ざされています。

もしかしたら、貴方も私と同類かもしれません。

そんな方なら貴方と同じくらいかそれ以上に不幸な人間が1人はいると…

貴方は1人ではないと知ってください。

そうすれば…貴方の心の負担も少しは軽くなるかもしれない。

もし、貴方が幸せなら…

後ろの階段…

その階段を降りた先にある部屋の隅…

宝箱が置いてあります…

その中身を覗いてみてください…

貴方が本当に幸せなら箱の中身を差し上げます…

幸せでなければ何も入ってないと思います…

私はこの場所で…

存在できる限り宝箱を眺めています…

私の宝物を…

私の全てを…

誰が手にいれるのか…?

楽しみにしています。

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このメッセージは誰が書いたか解っていません。

ただ…専門家の話だと100年近い年月はたっているらしとの事です。

地下室には今も宝箱が置いてあります…

宝箱を開けようとしましたが、私には開けられませんでした。

このメッセージと宝箱の噂を信じた私の大事な人は行方不明になってしまいました。

このメッセージと宝箱が関係してるかはわかりません。

結婚も間近で幸せなはずのあの人は宝箱を開けられたのでしょうか?

今の不幸な私には…

開けられない宝箱…

中身は何が入っているんでしょうか?

Concrete
コメント怖い
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