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初投稿です。
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これは私が小学校中高学年の頃の話です。
うろ覚えですが見てくださると嬉しいです。
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ある日の午後の授業だったと思います。科目はたしか社会。
担当の先生はまだ来て1年の女の先生。
でもとてもノリがよく面白いので生徒から絶大な人気を誇っていました。
でもその日は先生はマスクをしていて、風邪でも引いているのか、声すらまともに出せないような状態でした。
掠れた声を振り絞りながら先生はこう話しました。
「なんか2日くらい前から声が突然出なくなって、病院にも行ったんやけど、風邪でもないし原因が分からないと言われたから生徒に移るとあかんし、しばらくマスクしとるわ、ごめんな。」
と申し訳なさそうに話しました。
その時私は先生はたぶん普通に風邪をこじらせているだけだと思っていました。
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その夜、私は先生の話がとても不思議で気になったのでその先生の話を2人の兄に話しました。
私「....で声が出んくなったんやって」
兄「へー大変やな」
私「でもそん...」
言いかけて気付きました。
声が出ないのです。
出るには出るのですがすごく掠れて、とても聞き取れる声ではなかったと思います。
それを、兄は私がふざけてそうしていると思い込んで
兄「お前ふざけてそゆことするなよ....」
と言いました。
悔しくて言い返したいのですが声が出ないので次の日治ったら言おうと思い、その日は諦めました。
ですがその次の日も声は治らず、家族ともろくに話さないまま、ようやく声が出せるようになったのは発症してから3日後だったと思います。
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そして疑問なのは、なぜ先生から聞いた話を人に話したら私も先生と同じように声が出なくなってしまったのか?
3日経てば声が出せるようになるのか?
たしか私が兄に話し、声が出なくなった翌日、先生はもう声が出せるようになっていました。
ならば、誰かが誰かに話せば治るような仕組みの病のようなものなのか?
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これが未だにふと思い出し今でも解けない謎なお話です。
ご視聴ありがとうございました。
作者江村 鬼華
初投稿です。
今こうして書き出してみると、先生も誰かからその話を聞き、それを話した途端声が出なくなったと言っていたような気がします。
では何かの伝染病...??ある種の呪いのような...
皆様もお気をつけ下さいませ( '-' )