短編1
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開かない小窓

これは私が小学校四年生の時に体験した出来事です

その日は地域の子ども会のメンバーで一泊

森の中の宿泊施設に泊まりに行きました。

私たちの部屋は4人部屋で2段ベットが2つ

私はパイプを回して開ける小窓がちかくにあるベットの2段目で寝ることになりました

真夜中、私はふと暑さで目を覚ましました

小窓を開けようとパイプに力を入れても回りません

「何故だろう?」とふと小窓をみるとなんとそこには赤ちゃんの手形らしきものが…

少し力を強めても手形が濃くなるだけでパイプは全然回りません

しかし何処にもその姿は見えません

私は怖くなり友達を起こしてパイプを回してもらうとすんなりと開きました

小窓をみるとうっすら手形が残っています

けれどその手形は友達には見えていないようでした

翌日、宿泊施設の職員の方に聞いてみるとよく火の玉や幽霊が出ると言っていました

けれど茶化して言っていたのでその職員の方は本気では信じていないようでした。

私も昨日の夜まで幽霊なんていないと思っていましたがこの目ではっきり手形を見たので信じざるを得ませんでした

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Concrete
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