短編1
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封印されたお人形

短めのお話です。

私は高校一年生の頃にとある事情で昔から住んでた家を売ることになりました。

次に住むマンションは一軒家に比べると狭いのでいらないものを捨てたり売ったりして整理していました。私は子供の頃から大事にしてたおもちゃなどを整理していたら少しボロい紙製の箱を見つけました。「こんなものあったかな?」と思い蓋を開けてみると中には紐やゴムでギチギチに縛られたリカちゃん人形(妹のおもちゃ)が入ってました。私は最初「え?なんでこの人形縛られてるの?」と思いましたが 妹に聞くことも出来ず、箱をそっと閉じました。今その人形がどこにあるか分かりませんがなぜあの人形が縛られてたのか、妹がやったにしてもどういう心理だったのか。

今更聞くことも出来ないのでこの事は今でも私の心の中にしまっておくことにしました。

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