wallpaper:5056
先程心スポの話書いてるときに思い出した話です
以前僕はカラオケで2年ほどバイトしてました
カラオケってなぜかそういう話多く、僕も気になってたので社員や店長に聞いたら...
やっぱりそういった不思議な事はあったそうです。
しかし今回お話しするのはそこではなく
僕が体験したことをお伝えします。
僕が働いていたところはワンフロアで20部屋のみの小さいお店です。
ある日
深夜のフリータイムが終わり、最後の一組が会計をしようと部屋から出てきました。
最後の一組は、男4人の大学生グループでした。
彼らが利用していた部屋はやや大きめの部屋の4番でした
僕は早く帰りたくて二人で清掃したら早く終わると思い、
僕ともう一人女性のバイトTちゃんと二人で部屋の清掃に向かうことにしました。
清掃に向かう途中、清掃先の部屋の扉の約2,3メートル前まできたところで
短パンをはいた
白いポロシャツを着た人物が部屋にちょうど入ってったのが見えたのです。
先ほどのお客様が忘れ物をしたのかと思ってたら
Tちゃん「お客さん出るまでちょっと待ちますか...?」
とたずねてきたのです。
しかし、僕は早く片して帰りたかったので
僕「いや、もう会計済ましてるし清掃しましょ」
Tちゃん「まぁ会計も済んでますし、そうですね」
扉のほとんどが、すりガラスで部屋の中に人が居るか居ないか分かるくらいの曇り具合で
一応忘れ物を取りに来たお客様が部屋の中でごそごそ捜してるのが見えたんですが
いち早く帰りたい僕は
お客様がいらっしゃる中申し訳ないですが、清掃しようと扉を開けたら誰も居なかったんです...。
部屋の斜め横で僕らは待機していたので部屋を見間違える事はまずありません。
お互いが見たお客様らしきものの見た目も一致しているので明らかに存在はしていた筈です。
もうひとつ言えばその部屋には出口がその扉のみなんです。
窓や他に出れる出口は無いんです。
Tちゃん「今、入ってきましたよね!?」
Tちゃん「え、お客さん出ましたっけ?笑」
僕「いや出てないっすよ。入ったの一緒に見たじゃないですか笑」
不思議な出来事にお互いテンパったのか
笑ってしまいました
他のスタッフに話しても誰も信じてなかったんですが
店長も社員も二人して
「まぁカラオケ店だしね」って
やはりこのような業界では珍しくないそうです。
そんなことで騒がずに早く店閉めするぞって流されましたが
普通に怖かったです。
あと
普段カラオケを利用される方も実は
知らず知らずに相部屋になっているのではないでしょうか。
作者まむままめ
店名出すのはかわいそうなので軽くぼかします。
山手線N駅に降りて
やや長い石の階段を下りた付近のカラオケです。
その石の階段にも怖い話があるみたいです
自分は体験していないので分かりませんが。
あと部屋番号と今回の体験に恐らく深い意味は無いと思いますが
今思えばすごい偶然だなと思いました。