中編3
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死の予感「2」

「うわっ」、僕は思わず声が出た。

僕を助けてくれた女性がこんな豪華な屋敷に住んでいたなんて、

「あ、そうそう私の名前を教えていませんでしたね。私はまゆみといいます。」

「これは私の屋敷です」

「すげー」、思わず声が出る。

「では屋敷の中に入りましょう」僕とまゆみさんは屋敷に入ったが、こんなところに来たのは初めてなのでどうしたらいいのかわからずにしていると

「別に緊張する必要はありませんよ、ではそこの椅子に腰掛けてください。」と言われた。

僕は慎重に椅子に座った。

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「では、本題に入りましょう。あなたがさっき使ったあの力はなんですか?」と真剣な顔で話してきた。流石にふざけるような雰囲気ではないので正直に話した。

この力のこと、この力のせいで母を殺してしまったこと、全て話した。

その間まゆみさんは真剣に僕の話を聞いていた。そして話が終わると、

「そうですか、そんなことがあっったのですか。」と言って申し訳なさそうな顔をした。

そしてまゆみさんは、「私はこの世にいる霊を管理している協会の会長です。特別な訓練を受け特別な力を手にした者たちと一緒にこの世にいる例を管理しています、しかし近頃人間に取り付き人殺しなどを繰り返す人間消滅計画を企む霊が出てきているのです、

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私達はこのような霊に対抗するために訓練をして特別な力を手に入れたのです。しかしその力はもともと素質があるものしか使えない力なのです、しかし私はさきほどあなたの使った力にとても驚きました、あの強大な力はもとから完璧なほどの素質を持っているものしか使えません。あなたはもしかして少し霊感が強いとかそういうことはありませんか?」

「んーたしかに霊感はある方でしたね」

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するとまゆみさんが「他にも変わったことはありませんか?」と訪ねてきたので

「あー体から声がしたことならあります。」と言った。

するとまゆみさんが「その声聞かせて頂戴」と言ってきたので、

「おい、お前、なんか喋れよ。」と言った。すると

「なんだよ」と体から声がした。

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まゆみさんはとても驚いた顔をしている。そして

「その声の正体は、あなたに取り付いた霊よ」と言った。

「そうだ俺はこいつに取り付いた霊だ、だが俺は失敗作だ」

どういうことだと聞くと、

「普通取り付いたらそいつの脳を支配してその人間を支配するんだが、俺はお前がまだ赤ん坊のときに取り付いたそのせいで新しい脳がどんどん成長していき俺が完全に支配することができなかったんだ。つまり俺はもう自由に動けない、そしてこの失敗した俺を他の霊が殺しに来るだろう、俺を殺すには本体を殺す必要があるからまずお前が殺される、それが嫌なら殺しに来た奴らと戦うしかない、

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好都合なことにお前はすごい力を持っているし、俺の力を貸してやればもっと強くなれる普通の例には殺されんだろう」と言った。

「おいおい勝手に巻き込むのか、早く俺から出ていけよ」

「残念ながらお前が死ぬまで出ていくのは無理なんだ」、こんな会話をしていると不意にまゆみさんが「つべこべ言ってても仕方がないし

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とりあえずあなたが敵ではないことはわかったからまずは特訓ね」

「え?」思わず声が出た。

「決まってるじゃない戦うのよ。」

「えーーーーーーー」

「大丈夫完全に力を使いこなせるようになるまでは私がついてる、霊が襲ってきても私も手伝うから。」

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こうして厳しい特訓の日々が始まった。

続く、、、、、

Concrete
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