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短編2
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因果応報※胸糞注意

俺、田中健人は、いじめられっ子だった。

幼稚園からいじめられており、中学が特に酷かった。

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テンプレ通り、DQN共に、殴る蹴るの暴力行為、金銭の要求や搾取、非行行為の強要、パシリなど思いつく限りのいじめを受けた。

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俺は中一の夏頃、とうとう耐えきれなくなり、不登校になった。俺の唯一の楽しみは、テレビだけだった。

そんなある夜、たまたまボクシングの試合がやっていた。

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俺はそれを見て、「俺もこんな強けりゃ、いじめられなかったのかな」そう思った途端、スッゲー惨めになった。そして俺は決意した。

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翌朝、早速俺は、格闘技がやりたい旨を親に伝えた。親は、不登校脱却のきっかけになるのならと了承してくれた。近所のキックボクシング ジムに入会した。

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それからは毎日、練習に励んだ。確かに練習はきつかったが、DQN共のいじめに比べれば何とか耐えられた。

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そして、時は流れ、15歳の冬。俺は復讐することにした。俺はまず、ジムを辞めることにした。俺の目的はあくまで復讐。それさえ果たせれば、もう用はない。

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そして、奴らのたまり場の公園に行く。顔を隠して行く。ビンゴ!上手いことDQN共がいた。

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俺はまず奴らに気付かれないように後ろから近づき、思い切り、打撃を喰らわせてやった。

拍子抜けするぐらい弱い。ま、当然だろう。こっちはスパーリングを含めた練習をしまくった間、こいつらは、自堕落に過ごしたんだ。

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全員ボコったあと、俺は逃げた。ちなみに親にバレないように、アリバイ工作は作った。 

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そして春、俺は定時制高校に入学した。ボッチだったが、それは今に始まったことではない。

そして、Fラン大学に入学した。 

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大学は楽しかった。とにかく自由。しかも一年の大半が休み。そんな俺が自堕落しまくったのは言うまでもない。 

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そんなこんなで、大学は卒業した。就職しないまま。

3年くらいプーしてた。俺はデブになった。 

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しかし、親は見かねて、なんとか就職先を見つけ出し、俺は強制的に就職させられた。 

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そして俺は、絶望した。DQN共がその会社にいたのだ。

しかも役職付きで。

それから俺の毎日は、地獄であった。 

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俗に言うパワハラ。サビ残、休出当たり前。無理やり飲みに誘われ、全額払わされる。加えて、中学時代のいじめの延長線上の仕打ちを受ける。しかもあの時の復讐の事をネタにされるため、辞めることもできない。

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俺はもう疲れた。俺は首に縄をかけた。さようなら。

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