インターホン越しにそう聞こえたら、何を想像しますか?回覧板ですか?それとも、セールスマンをイメージしますか?そして、疑いもなく、玄関のドアを開けますか?これからお話しするのは、知人(仮にAさん)から聞いたもので、Aさんは広めの庭がある一軒家(持ち家)に住んでいて、よくセールスが来るのですが、特にタチの悪い人もいるみたいで、その中の一訪問者についての話です。
Aさんは「この地区を回らせてもらってる者ですが」とインターホン越しに聞いて、回覧板だと思って玄関のドアを開けたら、スーツを着た男性がチャック全開状態で、ニヤニヤしながら門を開けて玄関へ向かってきたそうです。慌てて「結構です!」と言って、扉を閉め、一階の窓が全て閉まってるか確かめに行きました。確認後、二階のベランダからあの男が近くにいなくなったのを確認してから、買い物に出掛けたようです。
去年の8月、夏真っ盛りの時期の話しだったそうです。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話