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短編2
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梅雨

皆さんはじめまして!

下手な文章ですがよろしくお願いします。

毎年 梅雨になると思い出す出来事がある。

7年前に仕事場の後輩と仕事帰りに食事をしてクルマで後輩を家まで送り届ける道中でそれは起こった。

梅雨ってこともあり朝から降り続ける雨は夜になってもいっこうに止む気配もなく降り続けていた。

次の交差点を曲がればもう少しで後輩の家ってとこで事故の為 交通規制がされており凄い渋滞だった。

30分ほどして事故現場の横を通り抜け交差点を曲がり後輩の家の前に着くと後輩が どうしても一緒に部屋に来てほしいと言うので仕方なく着いて行くことにした。

部屋に着くと後輩が今日は泊まって下さいと訳のわからないことを言い出したので理由を聞くと苦笑いするだけで 少し不機嫌になり問いただすと後輩は重い口を開き話しだした。

事故現場の横を通る時にフラフラして歩いている中年のオバサンがいたらしく(僕には見えていない)後輩と目が合ったらしくいきなり後部席座席にドアを開けることもなく乗り込んできたらしい。

仕切にそのオバサンは後輩に話しかけてきたらしいがひたすら無視したらしい。すると急にオバサンは黙り込み 後輩の家の前に着くと同時に「こいつを連れていく」と言ったらしい。

それで泊まれって話の流れになったと話してくれたのだが目に見えないモノは信じないたちの僕は引き止める後輩をなだめ自分の家に帰ることにした。

クルマに乗り込みエンジンをかけ発進するやいなや急に目の前が真っ暗になり壁に激突した。

急に視界が消えた時 冷たい手で目隠しをされた感じだった。

幸いスピードもあまり出ておらずたいした事故ではなかったが結局 後輩の家に泊めてもらうことになった。

この出来事があって以来

霊的なことを信じるようになった。

そして つい最近 その後輩と食事に行った時 この話になり 気になっていたオバサンがクルマの中でずっと後輩に何を言っていたのか聞くと 痛い寒いとか自分は死んだのか?とか一人で死ぬのはイヤなどを後輩の耳元でずっと言っていたらしい。

今思うのは後輩は強いと思った。

長々とスイマセン!

ありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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