短編1
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彼との電話

幽霊は出てきませんが、私的に怖かった話。

私は携帯を持ってましたが、携帯よりポケベルが主流だった頃の話。

付き合って間もない彼は寮に入ってたので、ポケベルに『家に電話して』と打ってかかってくるのを待っていました。

直ぐに自宅の電話が鳴り20~30分話した頃、キャッチが入りました。

私「ゴメン!キャッチ入ったからちょっと待ってね」

彼「うん」

ピッ

私「もしもし?」

彼「もしもし?○○?遅くなってゴメン!風呂入ってたのと他の奴が電話(寮の公衆電話しかなかった)使ってたから…」

私「えっ?△さん?じゃあ今まで話してたのは…」

声の感じが似てたので彼と思って話してたのは、どうやらイタズラ電話の相手だったみたいなのです。

彼に事情を話、もう一度かけ直して貰うように頼んで電話を切りました。(キャッチで待ってるイタズラ電話の相手はシカト)

再び彼から電話があり話していると、私の携帯が鳴りました。

彼に待ってもらって携帯に出ると…

「なんで電話切ったの?!」

さっきのイタズラ電話の相手でした。

なんで携帯番号知ってるの?!って怖さもあったし、彼と思ってHな話もしてたから、色んな意味で怖かったですorz

怖い話投稿:ホラーテラー 鳴門金時さん  

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