ある意味第一発見者。

これは、友人のAさんが実際に体験した話です。

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Aさんが高校生の時、友だち2人と一緒に、地元の廃虚に肝試しに行こうという話になった。

その日の夜に行く事になり、内心ビビってはいた物の、少しワクワクしながら夜が来るのを待っていた。

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夜になり、3人は原付バイクで廃虚に向かう事にした。20分程走り、廃墟に到着。すると、暗くてよく分からなかったが1人誰かが出てきた。1人で肝試しなんて根性あるなーと思っていた。

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早速廃屋内に入り、探検してみることにした。か3階建ての建物だったそうだが、入った瞬間に、鉄の錆びた匂いがしたという。3階まで来た時、結構な匂いが充満していたので、1人が「臭すぎない？」と言った。

少し沈黙が続いた。次の瞬間、

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「うぅっ」

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shake

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一目散に階段を駆け下り、エンジン全開で帰宅。

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それから2日後、テレビを見ながら夕食を食べていると、速報が流れた。内容は、行方不明になっていた少女が遺体で見つかったとの事。何気なく見ていると、何とこの前行った廃墟の映像が流れていた。

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アナウンサーは続ける。

「少女の母親が、2日前の夜から連絡が取れなくなった為警察に捜索願を出した所、遺体で発見された」

数日後、犯人見つかる。

犯人、Aさんと同じ高校の1年生。

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調べたら本当にあったから怖すぎる。