沖縄のN市にあるH看護学校通ってた友人の話
看護大に向かう坂で大きなバイク事故があり、被害者の左腕がなくなったので手の空いている看護大生で腕を探したそう。見つけたのは友人で、実習も終えていたものだからなんら驚きもせず、肘から下の腕を回収した。
それから数日後、友人は事故に合った。
深夜にその坂をひとりで運転していると、腕を拾った左側から大きな腕が出てきて、彼女を車ごと掴もうとした。もちろんそれを避けるように、右にハンドルを切ったためにひとりでガードレールにぶつかり、乗り上げるという事故であった。
彼女は卒業までその道を避け、遠回りして通い続けていた。今もたまにその場所で事故があるらしく、花を供える様子が見られる。
怖い話投稿:ホラーテラー おきなわんさん
作者怖話