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短編2
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あるところに

はじめまして。

先輩から聞いたので、投稿。

怖くないかもです(´・ω・`)

あるところに、A君とB君がいました。A君とB君はとても仲が良く、いつも一緒にいました。

A君には、最愛の彼女がいました。ある日、A君とA君の彼女とB君は船にのって海に行きました。

最初は、盛り上がり楽しんでいましたが、急に天候が悪くなり、波も高くついには3人を乗せた船は沈没してしまいました。

A君とB君が暫くして目を覚ますと、そこは無人島で、慌てて彼女を探しました。

しかし、砂浜には船の残骸しか見当たりません。生き残ったのは、A君とB君だけでした。

無人島に食料はありません。助けも、待つしかありません。

A君は最愛の彼女を亡くしたことに悲しみ、B君はそれを慰めました。

B君は、A君を元気付けようとどこから持ってきたのか、食料をもってきました。

「海亀の肉だよ。これを食べて、元気を出そう」

A君はそれを一口食べて吐き気がしましたが、食べなければ生き延びれないので、呑み込みました。

3人がなかなか戻ってこないことに不信を抱いた町の人の捜索により数日後、助けがきました。あの肉は不思議と腹持ちがよく、あの肉以外口にしなくてもなんとか生き延びれました。

A君とB君は無事に町にたどりつき、亡くなった彼女の供養して、また平和な日常を過ごしました。

何年後かのあのみんなや彼女の命日に、A君はB君に「海亀の肉を食べにいこう」といいました。

しかし、料理店で食べた海亀の肉はあの時食べた味と違う気がします。

A君は、B君に聞いてみました。

「実はあの肉は、A君の彼女の肉だったんだ」

A君は、自分の彼女の肉を食べてしまったのです。

先輩の話によると、A君はこの後自殺します。

実話ではありませんが、エフビーアイ?(すみません、忘れました)になるためかなんかのテストに、この話が使われたそうです。

怖い話投稿:ホラーテラー 灰さん  

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