まだ僕が六歳の頃の話しです。
当時隣の家には幼なじみが住んでおり犬を飼っていたのですがある日子犬が生まれてしまい今晩捨てに行く相談をうちの母と隣のオバサンがしていたので可哀想だなぁと思っていました。
そしてその晩布団に入っていると母とオバサンが出かけていきました。
僕はいつの間にか寝てしまいしばらくして目が覚めたのですが目は開いているのに体が動かず要するに金縛りにあってしまいました。
まだ六歳だったので金縛りとか怖いとか分からずただジッとしているとしばらくして母が帰ってきました。
その途端金縛りがとけて体が楽になり寝てしまったのですが次の日幼なじみにきくとやはり子犬はあの晩捨てられたそうです。
今思うと何かが僕に訴えていたのかなとおもいます。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話