今は3月下旬、
始業式も終わり、無事高2なった俺は、またのんびりと過ごしていた。
それからしばらくたったある日の昼休み
「次の授業数学かよ」
と思いつつ、屋上のまず人が見ない所で寝ていた。
何分たっただろう。
屋上のドアの
「バンッッ」
という音に目が覚めた。
「なんだようるせー」
と、やや不機嫌気味に言った。
まだかすれている目をこすり、よく見てみると見てみると誰かが屋上から身を乗り出している。
「おい、なにしてんだ!」
ふいにそう叫んだ。
「なに死のうとしてんだ、やめろ!」
よく見ると女だった。
美人だ、ものすごく
彼女は軽く笑顔をみせると消えた
生々しい音が聞こえたあと、女子の悲鳴が聞こえる。
「やべぇもんみちまった」
俺は逃げた。
誰にも見られずに
その日は早帰りになった
忘れるため、ゲームセンターにたむろした。
もう8時になっていた
暗い夜道をただ早足で歩く
ふと道をみると
うちの高校と同じ制服の女が一人歩いている。
「まあ学校も近いし無理ないか」
しかし待て
今日はあの事件で早帰りだったはず、しかも女子ならこんな夜中に歩くはずが
まさか
そのとおりだった
昼間俺が見た女だ。
そう思った時
そいつが振り向いた
昼間の美人とは違った。顔は血だらけ、間接はありえない方向に曲がっている。
そいつはすごい速さで向って来た、逃げる間もなくつかまった。
「なんで俺に恨みがあんだよ」
泣きそうな顔で聞いた。
「今日はエイプリルフール、貴方私に死ぬなっていったわよねウソってことは」
次の日道で一人の高校生が
「ウソ」
と血で言葉を書いて死んでいるのが見つかった」
怖い話投稿:ホラーテラー 電タスさん
作者怖話