足を折って入院した。
夜中にトイレに行き、部屋に戻る途中看護婦さんに会った。
「さっきナースステーションの前通ったら初めて見る看護婦さんいたよ。若い子。」
『私は見回りしてたし、他の人もなんだかんだで出払ってて誰もいないはずだけど』
「そうなの?机でなんか書いてたみたいだったよ。」
話ながらナースステーションまで一緒に戻って来た。
そこで別れて部屋に戻りかけたその時。
『きゃっ!』
引き返し看護婦さんのところへ行ってみると、看護婦さんは机を指差してた。
机の上には日誌か何かがあり、真っ赤な字で
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい………
そこはトイレ行くとき見掛けた看護婦が座ってた場所だった。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話