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短編2
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影が・・・

夏の暑いそんなある日でした。

学生である僕は、夏休みに入り友達と遊ぶ毎日を繰り返していました。

今日も友達と遊んで

「じゃあねぇ〜」

「おぉ、また遊ぼうぜ」

と別れた帰りのことでした。

その友達の家は僕の家から遠く、電車で遊びに行っています。

その日も電車で帰り、駅 から僕の家まで歩いているとき、前から歩いてくる人がいるのに気が付きました。

僕は、

「わっ、あぶねー」

「気付いてよかった」

と思い、横にそれたつもりがなぜかその人は、僕の目の前にいました。

そのとき、僕は変な感じに襲われました。

今度こそぶつかりそうになり、

僕は、とっさに

「あ、すいません」

と言い足早に自宅へと向かいました。

家に着き、そのときの変な感じがなにかわからず、モヤモヤしていました。

そんなことがあってから、2週間程たったある日、

その日も友達と遊び、帰る途中でした。

またしても、その人は現れました。

僕は、すぐにそのときのことを思い出しました。

僕は、なぜか顔を合わせたくないと思い、下を向いて歩いていました。

すると、すぐに妙な感じがして、背筋がゾワゾワしました。

なぜなら、僕の影とその人の影が重なっていたからです。(僕の背後に太陽があるのにその人の影は僕の方へ伸びていました。)

「これは、マズい」と思った途端に動けなくなりました。

その人は、一歩一歩近づいてきます。

そして、その人は、僕にこう言いました。

「君の影おかしいねぇ。普通、逆だよねぇ。」

と言われました。

それだけ、言い残すと僕を通り過ぎ、どこかへ歩いて行きました。

僕には、何が何だかわかりませんでした。

怖くないかもしれませんが、僕が出会った奇妙な体験でした。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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