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短編2
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「石段の女の子」

あたしが四歳か五歳くらいの幼い頃に体験した話。

それぐらいの年齢の頃の記憶ってある人とない人がいますよね。

あたしの場合印象が強くて覚えているのですが寺兼幼稚園とゆう所にあたしは預けられていました。

何故かその頃のあたしは凄く人見知りで周りとコミュニケーションが取れない子だったのでいつも一人で遊んでいました。(今は全然大丈夫)

それでも幼稚園が退屈でつまらなくていつも知らないうちに幼稚園を抜け出して気付けば寺に行ってました。

寺の石段付近へ行けば毎回巫女の様な服装(今思い返せばだが)の女の子が石段の天辺でしゃがみながら何か話かけてくる。

でもその女の子は不思議と顔が光の反射のせいか全く眩しくて見えないのです。(ちょっと表現しにくい)

そして必死に何かをしゃべりかけてきてあたしもそれに必死でしゃべりかえしてるんですが今だにその会話の内容だけが思い出せないんです。

しかもその女の子のすぐ傍まで行きたかったんですが「来てはダメ来てはダメ」と心に繰り返し訴えかけてくるんです。

そうこうしてるうちに先生に見つかって「またココにいたの?誰とお話してたの?」と聞くので「あそこにいる女の子」と指を指して答えると女の子はいつも消えていました。先生も怪訝な顔して石段を上がって行き辺りを見回しても誰もいないような様子でした。

そうして月日が経ち違う町へ引っ越してしまい大人になってからとゆうもの気になって気になってその寺へ足を運んでみたんですがチェーンがかけられていて入れない様になってるんですよ。

普通寺の入り口にチェーンってかけないですよね??

寺自体も幼稚園もやっていない様でした。

何があったか確認したくとも確認出来ない不思議な体験でした。

全然怖くないのですが全部本当に体験した話です。

長々と読んで頂きありがとうございましたm(__)m

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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