短編1
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おばあちゃんがいた

私は五才の娘をもつ主婦

なのですが、

その娘が体験した話です。

私はその時掃除を

していたんです。

そしたら娘が「ママー」ととても嬉しそうな顔で走ってくるんです。

「どうしたの?」と聞くと

「おばあちゃんがいた」

って言うんです。

おばあちゃんがいた……

それはおかしいんです。

娘が知っている

おばあちゃんは

私の母しかいないんです。

私の母はその時の1ヶ月前に病気で亡くなっているんです。

私は近所のおばあちゃん

でも見たのかな?

と思い「どこにいたの?」

と聞くと、見た所に

連れていってくれました。

そこは家の階段でした。

娘は階段の上を指差して

「あそこにいた。」と

とても嬉しそうに

言うのです。

本当に鳥肌が立ちました。

「本当におばあちゃんいたの?」と聞くと

「なんかねー足に鎖みたいなのがついていて歩いとった。おばあちゃんって言うても何にも返事してくれなかったよ。」

って言うのです。

それから娘は、

よくおばあちゃんの夢を

見るそうです。

おばあちゃんは何かを

娘に言いたいのでしょうか?

もしかしておばあちゃんは天国には行ってないんじゃないのか?

とても気になります。

面白くないと思いますが

最後まで読んでくれた方

ありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー 主婦さん  

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