標識で親子が手を繫いでいる看板の話。
あの標識は50年くらい前に、募集された絵の中から選ばれてるんだって。
んでその絵を採用された人は、当時ちょうどイラストレーターみたいなものを目指していて、応募するために看板の意味を踏まえて、公園に出かけたんだって。
んで、手を繫いでる親子がいて、その女の子とお父さんが手を繫いでる絵を描いたんだって。
けど、書き終えてからなんか違和感があるなと思いつつも、締め切りが近かったから、そのままだしたら採用されたんだって。
数日後、ニュースをみてたら地元で誘拐殺人があって、犯人の顔写真をみたら、あの日描いたお父さんだった。
その瞬間、全てを悟った。あの日、自分が描いたのは親子ではなく誘拐殺人犯とその犠牲者だったということを。
そして、現在もその標識は使われています。
標識をみかけたら、よく見てみてください。
手を繫いでいる子供の姿が嫌がってる様に見えませんか…?
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話