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短編2
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消えていく

昔、私が夢で見た話です。あんまり怖くないんですが・・・。

夢の中で、私は警察のお偉いさんの部下として働いていた。で、私の部下にコンビニでコーヒーを買って来て貰おうと思って使いにやった。

コンビニは丁字路を右に曲がらないと行けないのに、その部下は左に曲がって事故に遭ってしまう。ところが、ぶつかって来た車は大破していたのに、かすり傷ひとつついていない。理由を聞くと、『この破片に守られた』という。

その破片は、私の出身中学に飾られてあった水晶のものだった(実際はそんな物ありません)。

ちょうどその日は中学の同窓会当日だったから、話を聞くのも兼ねて出席した。

クラスは35人で、全員参加になった。同時は3階建てだったのに、いつの間にか10階建てになっていたのに驚きながら、私達は校舎に入った(実際は3階のままです)。

『久々だから校舎を回ろう』となって、エレベーターに全員で乗り込んだ(実際はそんなに大きくありません)。

すると、階を登るごとに、1人ずつ消えて行く。それに気付いているのは私だけのようだったが、最初は『トイレだろう』と気にしていなかった。

ところが5階から、一気に5~6人ずつ消えて行く。流石におかしいと感じ、クラスの子達に『あいつら、何処に行ったか知ってる?。』と聞いたら、『は?。誰それ。そんな人達元々いないじゃん。』と返され、愕然とする。

『何言ってんの!?。〇〇とか★★とか、いっぱいいたじゃん!。35人クラスだったじゃん!!。』と言うと、『ナポーこそ何言ってんの?。ウチラの中学、小数制度で1クラス10数人しかいなかったじゃん。』・・・この時点でもう7階辺り。

しばらくはそこから動かなかったのだが、私達の口論は続いていた。するとそのうちの2~3人が『そういえば居たよ!。』と思い出した。

すると突然8階になり、消えて行った人達を思い出した子達と私以外の全員が一斉に消えた。

すみません。書ききれないので、分けます。

怖い話投稿:ホラーテラー ナポーさん  

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