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なんかないの?なんかないの?

短編2
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なんかないの?なんかないの?

このサイトで投稿するような話じゃないかも知れませんが、一応投稿します。

大学の建築学科に入学して間もないころ、製図の初回授業の時に、前に座っている人がいきなり

「ねぇ、定規貸してよ~定規ないの~」

とか初対面なのにかなりなれなれしく接してきました。私はいやいや貸し出しました。

その人をFとします。

そしてFは、私のポケットから勝手に携帯を抜きとって、メルアドを登録し、

F「今日、君のアパートに行くから」

私は許可してないのに勝手に決められてしまいました。

自分のアパートの住所も登録してあったのでこれはまずいと思いました。

そして夜11時、早めに寝ようと思った時、

「ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン」

何回もなるインターホンに、私は慌てて玄関に行ってのぞき穴をのぞいたらFがいました。

しまった!!鍵かけ忘れてた!!

鍵を閉めようと手をっ差し伸べた瞬間、Fが勢いよくドアを押してきました。そしてFにまんまと入られてしまいました。

いきなり引出しや押し入れを開けたり、財布の中を見たり、テレビを勝手につけたり、しかし恐ろしかったのは彼が私の方を向いたその瞬間です。

F「ねぇ、なんかないの?なんかないの?」

私が見たのは目が白目で涎と鼻水を垂らしながら、ほほ笑んでいたFの顔でした。

F「なんもないのならいいや。」

そしてFはテレビを2時間も見て、自分のアパートに帰っていきました・・・・

怖い話投稿:ホラーテラー おぉーぉん!!!!!さん  

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夢遊病か何か?

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