短編1
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病院

以前勤めていた病院での話。

夜勤で業務こなしてたら、オレンジ色の火の玉らしき物体がスーッと横切ってた。

次の日、その数時間後に爺ちゃんが亡くなったことを聞いた。

夜勤が明けるまで心配をかけたくなかったと母親は私に連絡しなかったとのこと。

今まで何度か不思議な体験したが、この体験は一番怖かったかも。

夜勤で0時から2時まで休憩に入り、ソファーに横になってたら、急に耳鳴りがし、今まではよく耳鳴りがしたら近くに霊がいるよとか聞いていたか、そんな感じじゃない。

もともと休憩室は静かだが、頭の中にキーンとしか聞こえない。

本能的に、あれ?やばい?って思った瞬間に休憩室のドアノブがガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ!

とっさに起きてドアを開けたが誰もいない。

その足で同僚に悪戯した?って聞いたら、は?って顔された。

霊感の強い人は耐えらんらしい。

その当時一緒に働いていた人は常時見えてたらしく、私が聞いたのは膝から下の足だけが歩いてるとか、首だけが歩いてる?との事だった。それが理由で退職していった。

 小学生の頃、病名は忘れだが心拍数がmax230まで上がる病気だったが、ドアガチャされた時はそれ以上に上がった気がした。

Concrete
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