結構昔にやった回の「本当にあった怖い話(以下:本怖)」で、主人公が松浦あやさん、題名が「黒髪の女」とかっていう再現VTRがあったんです(YouTubeあたりにupされてるかも?)。
私は再放送で見たんですが、今まであぁゆうホラー番組は嘘だと思ってました。
話がとびますが、私の姉は霊感があります。
それは幼い頃からで、今でもあります。
当時姉は小学校一年生。私は幼稚園の年長でした。
その日は小学校が早帰りで、鍵っ子だったため姉は1人で家に帰ったそうです。
うちは二階建てのアパートで、階段は手前にひとつでした。そこの二階の二部屋あるうちの奥の方に住んでいました。
姉がゆっくり階段を上がります。最上段を上り、右に曲がる。と、うちのドアが見え───…
姉「…お客、さん?」
うちの前に、腰くらいまでの髪、赤いコートの女の人が立って、うちのインターホンを押しているのが見えました。姉は小1、幽霊か人かの見分けはつかなかったようです。
姉はその人の近くまで行こうとしました。でも、
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ!!!!
いきなり女の人がドアノブを掴み、回し出しました。姉は怖くなって、急いで階段に戻りずっと泣いていたそうです。
その間も聞こえるガチャガチャという音。
怖くて怖くてたまらなかったみたいです。
───…ふと頭を上げると、あの音が止んでいるのに気がつきました。
しかし階段は誰も通った覚えはないし、寝たわけじゃないから気づかないなんてことは有り得ない。
姉「(帰ったのかな…)」
小学生の好奇心とは素晴らしいもので、段々恐怖より、確かめたいという気持ちの方が大きくなったみたいです。
ゆっくり、ゆっくり角から顔を出す。
あいつは居なくなっていました。
これを聞いて本怖って実話番組なのかもと思いました。
皆さんも是非「黒髪の女」を見てみて下さい。見たら思うはずです。
あれ?今のインターホンの音、もしかしたら…。
(乱文長文失礼しました。)
怖い話投稿:ホラーテラー な汰さん
作者怖話