俺は金持ちでも貧乏でもなく普通の家庭で暮らしている。お父さん、お母さんに感謝している。しかし、曖昧な記憶がある。それは子供の頃、俺にはまるで姉弟のように仲良くしていたお姉ちゃんがいたんだ。いつからかそのお姉ちゃんは姿を見せなくなった。その事をたまにお母さんに話すんだけどお母さんは「へぇー」とか「あーいたわねー」とかそんなリアクションばっかり!ニュース等も両親が観ないから我が家ではほとんど観なかった。ある日の夕方、俺が帰宅するとリビングから何やら泣き声が聞こえる...お母さんだ。ふと、お母さんの手元を見ると何かが入った貝殻の用なケースを握っていた。ヤバい、目が合ってしまった...
子供の頃の曖昧な記憶
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子供の頃の曖昧な記憶
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作者ユウ
貝殻の用なケースの中に入っている物:そのお姉ちゃんの遺骨 そのお姉ちゃんは本当のお姉ちゃん 昔、悪さをしたので激怒した母親が殺してしまった 主人公:家から逃げ切れた説と目が合ってしまったから主人公も母親に殺された説の2通り♪後、ニュースを両親が観なかった理由:その事がいつか報道されないかドキドキしていたため。