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子供の頃の曖昧な記憶

俺は金持ちでも貧乏でもなく普通の家庭で暮らしている。お父さん、お母さんに感謝している。しかし、曖昧な記憶がある。それは子供の頃、俺にはまるで姉弟のように仲良くしていたお姉ちゃんがいたんだ。いつからかそのお姉ちゃんは姿を見せなくなった。その事をたまにお母さんに話すんだけどお母さんは「へぇー」とか「あーいたわねー」とかそんなリアクションばっかり!ニュース等も両親が観ないから我が家ではほとんど観なかった。ある日の夕方、俺が帰宅するとリビングから何やら泣き声が聞こえる...お母さんだ。ふと、お母さんの手元を見ると何かが入った貝殻の用なケースを握っていた。ヤバい、目が合ってしまった...

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