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短編2
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友達にだけ見えたもの

いつも私とA君とB君と三人で坂を登ったところにある学校に集合して、そこで遊んでいます

そんなある日私とA君はいつも通り学校に集合していました。でも、なかなかB君が約束の時間になっても現れません。

私「Bのやつ遅いな」

A「あぁ、なにやってんだろうな」

そうしていると

B「わりぃ、遅くなった」

A「おせぇよ、何やってたんだよ」

B「さっきいつも通り公園を通って行こうとしたら、知らない女の人がブランコに座っててさぁ、気味が悪かったから遠回りしてきたんだよ」

私「どんな人だったんだよ?」

B「髪が長くて、白い服きてて俯いてた」

A「おもしろそうじゃん

、見に行ってみようぜ」

B君はあまり行きたくなさそうでしたが、私も興味あったので、強引に二人でB君を連れて例の公園に行くことにしました

A「・・・お、おい!

もしかしてあれじゃないのか!?」

A君が指さした方を見ると、確かにB君の言った女性がブランコに座っていました。その女性は思っていたよりゲッソリしてる感じでした

僕たち三人は固まってその女性を見ていると

その女性はゆっくりブランコを座ったままこぎ始めました。

それに驚いた三人は走って学校に戻りました。

私「ビビった。突然こぎ出すんだもんなぁ」

A「あぁ、でもずっと俯いてたな」

そんな調子で話していると、

B「あ、あのさ・・・あの人ずっと俯いてたの?」

A「はぁ何言ってんだB。

お前も見てただろ」

そのままBは黙りこくっていましたが、

B「だって、

あの人こっちみて笑ってたでしょ?」

それから詳しくB君の話を聞きました。

B君によると、公園についてあの女性少し見ていたらその女性が顔を上げ

B君と目が合って「ニタッ」っと笑ったそうです

それから一週間後、

B君は行方不明になりました

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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