あるところに、双子のご兄弟がおりました。
ある日双子の誕生日。
ご両親は兄にたくさんのプレゼントを買ってあげました。最新ゲーム機や高価なおもちゃ、バースデーケーキもうんと豪華なものです。
ところが、弟にはミニカーが1つです。
兄「へっ!いいだろう!こんなにたくさんのプレゼント。お前には貸してやらないからな」
弟「べつにいいもん。僕だってプレゼントもらったから」
兄「そんなミニカー1つか!意地はるなって!羨ましいんだろ~」
弟「全然羨ましくない。ミニカーで充分さ」
兄「素直じゃないなあ!羨ましいなら、羨ましいって言えよ!!」
弟「羨ましくないよ!だって僕お兄ちゃんみたいにガンじゃないもん」
怖い話投稿:ホラーテラー KHさん
作者怖話