散々な一日

ﾄｩﾙﾙ、ﾄｩﾙﾙ

ﾄｩﾙﾙ、ﾄｩﾙﾙ

「私、メリー

今…」

「あー○○です

忙しいんで、ﾋﾟｰと音の後でメッセージ残してね」

「留守電かよ」

ﾄｩﾙﾙ、ﾄｩﾙﾙ

ﾄｩﾙﾙ、ﾄｩﾙﾙ

「私、メリー

…」

男「ｸﾘｽﾏｽ」

ｶﾞﾁｬ

ﾌﾟｰﾌﾟｰ

「負けないから」

今度は違う人に

ﾄｩﾙﾙ、ﾄｩﾙﾙ

ﾄｩﾙﾙ、ﾄｩﾙﾙ

「私、メリー

今、○○にいるわ」

ｶﾞﾁｬ

ﾌﾟｰ

ﾌﾟｰ

男はリダイアルした

ﾄｩﾙﾙ、ﾄｩﾙﾙ

男「出ないや、移動中か」

５分後

また、電話してみる

男

ﾄｩﾙﾙ、ﾄｩﾙﾙ

またしてもでない

男「何かあったかのかな？」

男は電話し続けた

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

玄関の方から音がする

男は

ドアを開けた

そこには…

メリーさんがいた

「…」

「しつこいわよ」

メリーさんは

去っていった

後日、

男はまた電話してみた

…

着信拒否になっていた…

怖い話投稿：ホラーテラー　ｲﾏｺｺﾆｲﾙﾖさん