これはオレが高校2年生の時に体験した今でも忘れられない話。
バイトが終わり帰路に着いたのは夜の10時30分過ぎ。
家までの道は約300mの一直線だ。信号一つ無く人通りも少ない。
普通なら羨ましい限りなのだが(近い&スピード出し放題的な意味で)、なにぶん街灯も少なく異様なほど静か。
だから夜になると不気味。マジでなんか出そうな感じ。
まぁこの道は何回も通っているから別にいつもの事なんだが、この日は何か違った。
霊的なものとは違う。何か異質な゛何か゛が居る感じ。
オレはその気配を気にも止めず自転車をこぎ出した。
こぎ始めて直ぐに異変に気付いた。
道路脇にゴミが散乱している。
何故かオレはその時、嫌な寒気が背中に走った。
「ヤバいっ!」
直感でそう思った。
何故だろう後ろから゛異質な何か゛が近づいて来るのが分かる。
「カツン・・・カツン・・・カツン・・・」
その音は一定のリズムで、だが確実にこっちに向かって来るのが分かる。
オレは自転車のペダルを力いっぱいこいだ。
力の限り。だがその音は段々と大きくなっていく。
と、その時!!
「ガシャ!」
自転車のチェーンが外れる音だ。
オレは焦った。
オレはどうしていいのか分からず、叫んだ。
オレ「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!チョコチップパンーーーー!!」
その時だった!!
こけた
「ズシャーン!!」
オレ「痛って!やりやがったな!糞野郎!!」
オレは凄い剣幕で怒鳴り散らした。
辺りにその声が響き渡る。
だが、その足音は構わずに近づいてくる。
オレは逃げようとしたが、どうやらこけた拍子に足を捻ってしまったらしい。
力が入らない。
オレは恐怖の余り失禁した。
涙もボロボロ流した。
鼻水も垂らした。
そして、その゛異質な何か゛目の前に来た。
顔は涙でよく見えない。
゛異質な何か゛がこう言った。
「不細工な顔だなwww」
そう言い残しその゛異質な何か゛は消えていった。
オレは悔しくて拳を地面に叩きつけた。
何度も。何度も。
オレは悔しくて叫んだ。
「悔しいです!!!」
終わり
最後まで見てくれてありがとうございます。
途中から自分で訳が分からなくなり(ry
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話