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中編3
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顔がわからない。

この話は六年前に俺が働いていたホストクラブでの出来事です。

ホストクラブはご存知のお酒を飲み女性等を接客する職業です。

やはりお酒を飲む訳ですから当然潰れてしまったりもあります!

そんなある日・・・いつものようにお酒をのみ潰れてしまい

営業後スタッフの殆どは帰り店内は潰れた数人のスタッフだけでした。

俺はふと目が覚めました店真っ暗は辺りをみると俺と同じように二人ソファーに寝てました。

(近くに居たのでケータイの光で見えた)

今日も仕事だし帰るのが面倒だったのでこのまま店に泊まる事にした。

ケータイの明かり頼りにトイレに行く途中もう一人離れて潰れて居ました。

トイレから帰り誰が潰れてるのかと見ると三人

仲が良いメンバーでした。

俺:A、B、Cそろそろ起きろよ!

A、B:今何時?

俺:もう20時だよ!寝過ぎだろ。

A、B:帰れないじゃん!

みたいな会話しなが一服しがら…

俺:Cも起こしてやれよ!仕事前サウナでも行こうと言うと。

Aが不思議そうな顔で俺に言うんです。

A:Cは仕事終わったらすぐ帰ったよ!

俺:んな訳ないじゃん!向こうで寝てるよ。

B:っかし~な?

店内はかなり暗かったのでケータイの写メの明かりで

Cが寝ている方に行きました。

俺:やっぱ居るじゃん!

うつぶせで寝てるCが居ました。

A:本当だ帰って戻って来たのかな?

B:・・・あれ!?

A:何?

B:これCじゃないよ…

俺:じゃあ誰?

当時俺が働いてた店は30人程居たのですが…雰囲気で誰なのかわかるハズなのですが…

俺:何かおかしくない?

近くで話し声が聞こえたら起きるだろ…

B:コイツ従業員じゃない!!

良く見るとホストの感じでは無い。

でも何かおかしい?

寝息も聞こえないし

ピクリとも動かない

普通と違う雰囲気でした。

血の気が一瞬で冷めました三人とも店の隅まで離れました。

A:ホームレス?

酔っ払い?

B:んな訳絶対ないだろ!

店は鍵が掛かっていて絶対に外からは入れないのです。

三人とも怖くなり店隅に固まって居ました。

店を出るには得体の知れない人を横切らないと出れなかったんです。

A:とりあえず店長に電話する!

あれ?圏外だ

B:俺も圏外だよ?

お前は?

俺:さっきまでメールしてたのに圏外!

異常な雰囲気でした普段は絶対圏外にならないのに!

こうなると大の大人三人でも震えて来ます。

三人とも近くの酒のボトルを手にもち震えて身動きせず隅に居ました。

小さな声でAが

A:やっぱり人じゃないよね?

俺は声に出せませんでした。【幽霊】

と言ったら起き上がって来るんじゃないかと思って。

B:店の電気点けに

行こうよ

俺:絶対無理! 行きたくない!!

店の電気は入口の近くなので得体の知れない物を横切らないと行けないんです。

A:三人で走って行こう!!

Aは耐え切れ無かったみたいでした

俺:わかった何かあったら絶対に助けて!

B:じゃあ1・2・3で行くぞ!

1…

Bが数え始めた瞬間いきなり起き上がったんです。

【起き上がった?

と言うより…いきなり立ったに近い普通は人間が立つと関節が曲がりますよね?

関節が曲がらず立ったんです】

三人とも身動きが取れずただ立っている状態でした

向こうもジッと見てるんですけど姿は見えるけど顔が見えない。

周りの暗さより顔が真っ黒なんです。

三人とも怖くて声も出ないし動けないし

死ぬのかと心の中で思いました

ソレは自分達を見たままトイレの方へ消えて行き・・・正直ホッとした瞬間!

トイレから物凄い音がトイレの壁を!!

バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!

もう訳が分からず店の外まで走って行きました。

その日から三人で店をバックレました。

怖くて働けません!

あの日見た物は今だに忘れられません…

その店は一年後に潰れました。

霊感のある友人に話た所。

無事なのが不思議な位ヤバイよ!

と言われました。

この話は実話です。

水系の店は良く出るとの話です!

読み難い文章ですみませんでした。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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