これは親父から聞いた話です。
親父は警備会社(道路整備したりいろいろやる仕事らしい)につとめてるんですがある日東京の郊外の現場に仕事だった日に起きた出来事です。
夜中の仕事だったためもあり暗く気味悪い場所だったらしいんです。
仕事も一段落して休憩に行くことになった親父と仕事仲間が歩道橋みたいな所の下を通ったらしいんです。
その時になんか行く道と帰る道の風景が違って不思議に思っていて仕事仲間に聞いたりすると仲間もそうらしいと…でも夜中だからとあんまり気にせずにまた現場に戻りました。
仕事も終わって帰るとき、やっぱり風景がおかしいと思ってよーく見てみたら……歩道橋で首吊り自殺をしてる男の人でした。
親父はびっくりしてすぐ仲間と現場監督に知らせて救急車や警察やらで帰らされその後はあまり教えてくれなかったらしいんですが…
1ヶ月間くらい同じ現場で働いてたらしいんですがその事件が終わってから一週間後くらいに花がそえられてたそうです
親父は最後に話してくれました「あの自殺した人救急車に運ばれてからはまだ息があったんだ……だからまだ苦しんでる人の下を俺ら通ってたんだよ。のろわれなきゃいいけど……」
「自分から自殺したのに助けてっていってたし」
怖くなかったらすんませんでした
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話