地元の先輩にすごい人がいる。
とにかくケンカが強く、しかも人望もあついと言うナイスガイだ。
その先輩の誕生日、僕と友達は、あるサプライズを考えた。
それは、いつも僕らが集まる場所に、先輩を夜中に呼び出し、友達が幽霊の格好をしてプレゼントを渡すというものだ。
僕「先輩ビビるかな?」
友達「どうだろうな。」
僕らは、普段見られない先輩の姿が見えるかもと、ワクワクしていました。
当日、予定どうり先輩を呼びだした。
先輩「おいおい、こんな夜中になんだよ。」
僕「いえ…ちょっと…」
友達が木の影で、僕の合図をまっている。
僕は、いけ!の合図をした。
友達「ううをををあああああ。」
友達が、張り切って先輩の前に現れた!
と、次の瞬間…
「ヘブシッ!」
先輩が友達を殴った。
そして、倒れた友達に馬乗りになり、有無も言わさず殴り続けたのだ…
そして大声で、
「おい!幽霊だ。逃げるぞ!」
と、僕に言った…
僕「先輩…それアキラ(友達の名前)です…」
先輩「何!」
先輩は、殴るのを止め、幽霊の格好をした友達を見下ろし、
先輩「あっ!本当だ。もう、やめろよお前ら、死ぬかとおもったぜ…」
と、笑った。
僕は、ボコボコに腫れ上がって、幽霊のメイクより怖い顔をした、友達を見て、
(死ぬかと思ったのは、友達の方だろうな…。)
と、思った…
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話